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2000年代はじめに、ガンガン(のちにコミックブレイド)で連載されていた漫画「魔探偵ロキ」
連載当時は中学生でしたが、絵柄が好きで単行本集めてましたねぇ。
木下さくら著「魔探偵ロキ」を無料で読む方法と、感想や登場人物の紹介などを書いていきたいと思います。
目次
魔探偵ロキの作品概要
北欧神話をベースにした探偵漫画。
北欧神話のトリックスター、ロキが神界アースガルドから人間界におとされ、神の王オーディンから人間界にはびこる「魔」を祓うように言い渡される。
本来は美青年であるロキであるが、もともと持っていた魔力の大半を失い子供の姿で活動せざるをえなくなる。
子供の姿でありながら探偵社をつくり、事件や犯罪者に憑く魔を次々と祓っていくロキ。
彼のもとには、ロキと同じく北欧神話の神・トールやヘイムダル、フレイやフレイヤといった神々が集まってくる。
さらに日本の普通の女子高生・大堂寺繭良も事件に巻き込まれていくことになる。
魔探偵ロキの登場人物
ロキ/ロキ神
「魔探偵ロキ」の主人公。
北欧神話のトリックスターかつ邪神のロキ神がベースになっているが邪悪さは無い。
本来は美青年の姿ではあるが、人間界に落とされてから子供の姿になってしまう。
週刊少年サンデーで連載中の某探偵漫画の主人公みたいだな、お前。
大堂寺繭良(だいどうじ まゆら)
「魔探偵ロキ」のヒロイン。
天真爛漫な性格で、年齢の割に幼い性格をしている。
好奇心旺盛でトラブルにみずから頭をつっこんでいく。
闇野竜介(やみの りゅうすけ)/ミドガルズオルム
ロキの身の回りの世話をしている青年。
正体はロキの息子である世界蛇ミドガルズオルム。ロキとは血縁関係にはあるが、普段は部下と上司の関係なので基本的に敬語で話す。
ベースとなった北欧神話では、ミドガルズオルムは凶暴凶悪な化物として描かれていますが、闇野君は優しく物腰が柔らかい性格としてえがかれています。
鳴神(なるがみ)/トール神
繭良のかよう高校に転校してきた高校生。
常に金欠でいつもバイトしており「鉄腕アルバイター」の異名を持つ。
正体は北欧神話の雷神・トール神。ベースとなった北欧神話では、ロキとトールが2人一緒になって旅をするような話があるため、本作でも仲の良いコンビとして描かれている。
トール神は筋肉隆々としており、北欧神話を信仰したヴァイキング達からも人気が高い戦神であった。
しかし「魔探偵ロキ」では、そういったマッスルなイメージでは描かれていない。
大島玲也(おおしま れいや)/フレイヤ神
とある事件をきっかけにロキと知り合った少女。
正体は愛と美の女神フレイヤ神。
大島玲也のときは非常に大人しい性格をしており、ロキに惚れているがその想いを告げずにいる。
対してフレイヤ神のときは非常に大胆で、ロキにも愛をストレートに伝えている。
東山和実(ひがしやまかずみ)/ヘイムダル神
ロキを執拗に追い回す小学生で、正体は北欧神話の神・ヘイムダル。
ベースとなった北欧神話では、神々の最終戦争「ラグナロク」においてロキとヘイムダルが一騎打ちしたうえで相打ちになるというエピソードがあります。
そのエピソードがあるからか、ロキには敵対心を燃やしておりロキのすることやることを常に邪魔してきます。
ロキから片目を奪われてしまったという漫画だけのオリジナルエピソードがあります。
魔探偵ロキの見どころ・感想
探偵ものなのでトリックをあばいて犯人を探すのですが、神話がベースとなっているため他の探偵ものとは違った解決方法をします。
つまり事件の原因が人間ではなく、悪魔や悪霊といった霊的な存在がおこしているので、トリックも霊的なものなんですね。
北欧神話といった神話が好きな人には面白い漫画だと思います。
僕も「魔探偵ロキ」がきっかけで神話の面白さにとりつかれましたね〜。
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