
ブログをお読みくださり、ありがとうございます!管理人のヤマモト(プロフィール記事はこちら→)です。
2019年にNHKでアニメが放送されたヴィンランドサガ。
15年前から読んでいる僕はすごく嬉しかった。
非常に面白いマンガですが、世の中にはつまらないという意見を持つ人もチラホラ見ます。
人ぞれぞれの感想を持つのは仕方ありませんが、正直ヴィンランドサガ愛を持つ人間にとっては許しがたいことです。
目次
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ヴィンランドサガが面白くないと言う人に物申す
ヴィンランドサガは展開が遅い
ヴィンランドサガを読まなくなった人達が口をそろえて言うのが「展開が遅い」という意見だ。
作者が遅筆なうえ、作品自体のストーリー展開もノロノロダラダラしてると言いたいようだ。
なるほどなるほど。
ワンピースよりヴィンランドサガの方が面白いと思っている僕にとって、聞き捨てならない意見だ。 展開が遅いといっている奴ちょっとこい。
一理ある。
ヴィンランドサガは最初週刊マガジンで連載スタートしたが、作者があまりに遅筆のため月刊アフタヌーンに移籍した。
そんな背景があるからわかるように、作者は作品作りにやたらと時間をかける。
だから休載もよくある。 そのうえ農業編になってからは、戦争してた時とは真逆のゆっくりゆったり進行。
そらみんな遅いだなんだと言って飽きるわ。
正直、昔の僕も農業編になってからは「物足りない」と思っていたよ。
短剣2本で壁をよじ登ったりさー、バンバンぶった斬られる姿を読者は見たいんだよ。
だけど、単行本で何度も農業編を読んでいると、農業編の良さがわかってきて「つまらない」っていう感想は消えていった。
ヴィンランドサガがつまらねー! っていう人は単行本を買え。
そして何度も読みなおせ。
スルメのごとく、何回も味わっているとじわじわと良さがわかってくるからさ。
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ヴィンランドサガは農業やりはじめてからがつまらない
世間の読者「そうはいってもさ~農業編になってからつまらないよね」
あっ?
さっきオレがスルメのごとく何回も味わえば良さがわかると言ったのにいまだにつまらないと言うか?
ちょっとこっち寄れ。
わかる。
奴隷を経て故郷に帰り、今はギリシャに向かっている最中だけど、イングランド編の時のような面白さって感じにくいよね。
トルケルと再会したり、ガルムという無茶苦茶な戦闘狂が出てきてアクション漫画としての面白さを取り戻すかなと思ったがイマイチなにかが欠ける。
欠けたピースとは何か。
ハゲアシェラッドだ。
アシェラッドの存在は大きい。
イングランド編はアシェラッドを中心に話が進んでいたと言っても過言ではない。
デーン人かと思いきやウェールズ人との混血で、心の底ではデーン人を嫌っていたという展開は正直驚かされた。
ひよっていたクヌート王子もアシェラッドがいなければ覚せいすることもなかっただろう。
トルフィンが奴隷に落ちてからというもの、ヴィンランドサガは今ひとつ面白みに欠けてしまうのだ。
しかしだ、それでも何回も読み直せば農業編には農業編の、ギリシャを目指す今のストーリーにはそれ固有の魅力があることがわってくる。
再三言うがスルメのように何回も味わっていれば、魅力に気がつくことだろう。
だからつまらないだの展開が遅いだのという意見を一回しまってヴィンランドサガを読み直して欲しい。
まとめ
なんやかんや書きましたが、ヴィンランドサガはつまらなくありません。
農業編以降も面白いので、一回読むのをやめてしまった人はぜひ読み直して欲しいです!
コメント
実は農園編結構好きだったりする
あれを読むと当時のヨーロッパ人の文化や風俗、
習慣などが勉強になるし、何よりも被害者である
エイナルやヒルドが登場し、加害者であったトルフィンに
どう絡んでいくのかが面白いし、そしてケティルが政治に
巻き込まれ、最初優しかった男が変貌していくのが面白い
スヴェルケルも好きなキャラクターで、彼を見ていると
バガボンドの胤舜の師匠だったおじいちゃんを思い出す
ヨーム戦士団編は不満が出てくるのが分かる
最後にトールズの仇であるフローキの許され方が
ちょっと強引だったと独断と偏見だけど、思った
それでも本作が歴史漫画としては最高峰だと思う