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中世ヨーロッパでの生々しい戦争描写が魅力の漫画「ヴィンランドサガ」
戦争描写が魅力とは言いつつも、農業編もけっこう面白いです!
では農業編の11巻を紹介していきたいと思います!
目次
ヴィンランドサガ11巻のネタバレ・あらすじ
スヴェン王の亡霊
クヌートは自らの「楽土建設」の計画を実現するために様々な裏工作をおこなっていました。
西暦1018年、兄王ハラルドが病に伏したと聞きイングランドからデンマークにある王都イェリングにクヌートは帰還します。
当時、デンマーク領の統治はハラルドが、イングランド領の統治はクヌートがおこなっていました。
クヌートは病に倒れている兄から、デンマークの統治を託されることになります。
それに対しクヌートは「滅相なことを申されますなハラルド王。早くお元気になってまた共に球打ち遊びにでも興じましょうぞ」と語りかけます。
そう語ったところでクヌートは、亡き父の幻覚を見ます。
首だけで出現した父王の幻覚は「たいしたものだなクヌート、よくも素知らぬ顔でそんな嘘がつけるものだ」と語ります。
ハラルド王が病に伏したのは、実はクヌートが毒をもって殺すように仕向けたからにほかなりません。
クヌートの裏工作だったのです。
父王の幻覚は、すでにクヌートに王冠の呪いがかかってるとし、スヴェン王の倍は苦しむことになるだろうと告げます。
その日の夜、自室にてまたしても父王の幻覚を見るクヌート。
「楽土建設は国家の統一が前提です。王が二人いてはいずれ災いの元になる。ハラルド王の死は必要なのです」と語るクヌート。
「目的が崇高ならば手段は肯定されるか。なかなかどうして一人前の王の考え方をするようになったのではないかクヌートよ」と、クヌートが自身に似てきたと話すスヴェン王。
クヌートも「腹を割って話せるのはあなただけだ」と似てきたことを認めるクヌート。
エイナルや大旦那といった人たちに触れ合うことで、成長のきざしを見せるトルフィンと、自身の目的を目指すがゆえに孤独になっていくクヌート。
対照的な描かれ方がされてると思いますね。
接収計画
ケティルは息子のトールギルとオルマルを連れてクヌートのところへ訪れます。
本来ハラルドに納める年貢をクヌートに納めるためです。
ケティル親子とクヌートの謁見で、オルマルは自分を従士隊に入隊させてほしいと申し出ます。
それに対しクヌートは豚一頭の肉を剣で斬ってみせるように言います。
オルマルは頑張るものの豚一頭の体も斬ることができず、入隊することはできませんでした。
謁見したその日の夜、クヌートと従士隊隊長のウルフはオルマルの評について話していました。
従士隊としてはとてもではないがつかえないものの、ケティルの財産を接収することには大いに利用できると判断。
翌日、クヌートは王の使いとして複数名の男たちをオルマルに遣わせます。
そこで男たちはオルマルを豚も斬れなかったとしてオルマルを侮辱。喧嘩に発展します。
その喧嘩の中でオルマルは男の一人を殺してしまいます。
王の使者を殺してしまったことで追われる味になってしまったケティル親子。
この一連の騒動はクヌートが仕掛けた計画で、王の使者を殺したことを口実にケティルの財産を奪おうとしていたのです。
ちょうどイェリングを訪れていたレイフの手助けにより、自身の農場に向かうことができたケティル親子。
クヌート側はそれを追ってケティルの農場へと向かうことになります
ヴィンランド・サガ11巻の感想
初登場した頃から考えると、だいぶ性格が変わってしまったクヌート。
トルフィンは良い方向へと変わろうとしていますが、クヌートは悪い方向へと変わろうとしていますね。
この2人の対比は、奴隷編の見どころの1つでしょう。
ヴィンランドサガ11巻をまだ見ていない人はぜひ読んでみてください!
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