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中世ヨーロッパに実在した民族、ヴァイキングを題材にした歴史漫画「ヴィンランドサガ」
キングダムやワンピースなどと互角を晴れるパワーがある作品…のはずなのに、なぜか未だに話題になっていない漫画です。
そのヴィンランドサガの8巻のあらすじを紹介したいと思います。
※ネタバレがあります!苦手な方は注意!※
目次
ヴィンランドサガ8巻の内容
アシェラッドの計画
7巻にて、アシェラッドはクヌートが暗殺されたかのように見せる計画を企てました。
そして女性の奴隷をクヌートの影武者として利用し、誰かがクヌートを暗殺しようとしていることを周知の事実にしました。
街では「クヌートを殺そうとしているものがいる」「それはイングランド軍だ」「いや、実は王家の誰かだ」という噂でもちきりになります。
この噂の仕掛人はアシェラッド。7巻でクヌートの影武者を殺したのも、アシェラッドが雇った人物。
つまり暗殺は、アシェラッドが企てた自作自演だったのです。
スヴェン王がクヌートを殺そうとしているのは事実です。しかしクヌート側はそうやすやすと殺されるわけにはいきません。
そこでアシェラッドはスヴェン王が手を出しにくいよう暗殺の噂を流したのです
「王陛下が尻尾を出さない以上ただうわさを流すだけじゃだめだ」
「兄王子(ハラルド)殿下とクヌート殿下の跡目争いは軍中みな知っている。そこへこの暗殺未遂の噂….さて諸君、明日の会議にこれがどう影響するかな?」
アシェラッドの問にクヌートは「この私が不利になるような命令を王はくだせなくなる…」と納得します。
アシェラッドは「その通りです殿下。トルケル殿を殿下から奪ったり激戦地へ我々を派遣したりすれば噂の後押しをすることになる。」とさらに自らの計画を語ります。
この一連の計画を聞いていたラグナルの弟・グンナルはアシェラッドを褒めます。
そして話がひと段落すると用を足しにいくと言って外に出ます。
アシェラッドはグンナルがスヴェン王側のスパイであると見抜いており、実際グンナルは用を足しにいくふりをしてアシェラッドの計画をスヴェン王に伝えていました。
しかし、グンナルの行動もアシェラッドの計画のひとつでした。
アシェラッドは知られてもいい計画だけを話しており、さらに奥の手を考えていたのです。
スヴェン王の裏の裏をかこうとしていたのです。
アシェラッド死す
ヴィンランドサガのなかでもっとも盛り上がる場面といっても過言ではないエピソードです。
スヴェン王につかえるヴァイキングの族長たちが一堂に一同にかいし、イングランドとの戦争で得た褒美をスヴェン王から直々に与えられようとしていました。
アシェラッドやトルケルらは出席しましたが、トルフィンだけは会合がおこなわれる屋敷に入りたくないと駄々をこね一人外で食事をしていました。
「まぁ御身の護衛の心配はありますまい。さすがにこの場で刀傷沙汰に及ぶバカはおらんでしょう」とアシェラッドは言います。(後の展開を考えるとすごい皮肉だ…)
スヴェン王はこの会合の席で、イングランドの次はウェールズを攻め落とすと宣言。
ウェールズに侵攻されるとは考えてもいなかったアシェラッドは焦ります。
様々な策を考えていると、アシェラッドはスヴェン王に呼ばれ今回の戦の褒美をうけたわることになります。
その際にアシェラッドはスヴェン王から「ウェールズかクヌート(どちらかを)選べ」「クヌートの首を持ってくればウェールズは見逃してやろう」と耳打ちされます。
スヴェン王はさらに「ウェールズの地の産物と言えば奴隷くらいのものだからな」と罵ります。
これにアシェラッドは怒り、スヴェン王の首をはねます。
自分の一族と土地を愚弄された事への怒り、そしてウェールズとクヌートの両方を守るためにスヴェン王を殺したのです。
そしてアシェラッドを殺したのはクヌートでした。
クヌートがアシェラッドを殺すことで、父王の仇をとった勇敢な王家の者として認められるようになったのでした。
奴隷篇がスタート
アシェラッドを暗殺することだけを考えていたトルフィンでしたが、自らの手で殺せなかったことで相当なショックを受けてしまいます。
今まで復讐することだけを考え生きてきたトルフィンは、生きる目的がなくなったことで抜け殻のようになってしまいました。
そして奴隷の身分に落ちてしまい、ケティルという豪族に買われます。
その奴隷として生活する中でエイナルというイングランド人の奴隷と会い、一緒に畑を開墾していくことになります。
ヴィンランドサガ8巻の感想
ヴィンランドサガの顔ともいうべきアシェラッドが死んでしまいました。
最初呼んだ時この展開にはかなり驚きましたね。
やはりヴィンランドサガは面白い!まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。
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