小中学生の頃はいじめられっこだったヤマケンです。
今日はこのブログに来ていただきありがとうございます。
いじめ対策のひとつとして、クラス替えがあります。
進級時のクラス替えをおこなうことで、環境が変わり、いじめられっ子がいじめられなくなる。
100%の効果があるとはいえず、あくまで可能性の話ですが、やらないよりやったほうが良いと言えるでしょう。
クラス替えにより具体的に何がどう変わって、いじめがなくなるのか?
ということを、元いじめられっこの視点から話していきたいと思います。
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クラス替えでいじめ問題が解決する可能性はある
クラス替えはいじめられっこが置かれている環境を変えさせてくれます。
環境が変わると、いじめらっこが置かれている状況も変わるかもしれません。
僕が中学二年の時、いじめが減ったことがあります。
「無くなった」のではなく「減った」だけで、少数の人間からはいじめられていたわけですが、変わらなかったり増えるよりはいいでしょう。
中学二年の時にMという男の子がいて、元気で明るくクラスの中心にいるような子でした。
いじめを受けていたボクではありましたが、そのMが気さくに話しかけてくれて、そのMと遊ぶうちにいじめは減少していきました。
特に変わったのが女子からの反応です。
中学1年生の時には、男子よりも女子から圧倒的に嫌われており近づくだけで悲鳴をあげられたりしました。
「一緒の空気に吸うだけでヤマケン菌に感染する」
人をまるで毒ガス発生機のように言うのですよ。
もちろん自尊心なんてボロボロです。
自分で自分のことを女子から好かれる存在だとは到底思えておりませんでした。
けどね、二年生になりM君と関わることで、女子たちからの扱いも徐々に変わっていきましたよ。
特に一年の時と同じクラスだった女子の変わりようにはビックリしました。
一年生の時にはばい菌扱いしていた女子が、気さくに話しかけるようになったわけですよ。
「一緒の空気に吸うだけでヤマケン菌に感染する」
こんなことも言われなくなりました。
先生から見ても変化が起きていることがわかっていたようで、母親から「一年生の時とは違い笑顔が多いって先生言ってたよ」と言っていました。
といったような具合で、クラス替えをおこなうことで、いじめが無くなる、あるいは減る可能性は十分に存在するのです。
いじめ問題が解決しない可能性もある
クラス替えによっていじめ問題が解決したケースを紹介しましたが、解決しないケースも存在します。
僕は小学校6年間、いじめられていましたが当然6年間クラス替えはあったわけです。
中学1年の時だって、新しいクラスに入るわけですからクラス替えと同じようなもの。
しかし、いじめにあっているという状況は変わらなかったわけですよ。
クラス替えは完全に環境が変わるわけではありません。
自分を少しでも知る人物がいた場合は、その子供を起点として自分の情報が拡散されます。
友人間で「あいつはキモイ。いじめられっこなんだ」とウワサになっている場合だってある。
そしてクラス替え前と変わらず、いじめに遭い続ける可能性は十分に存在する。
クラス替えはいじめを100%無くす方法とは言えないのです。
本人も変わる必要はある、根本的な解決につながる
僕自身はいじめられていた過去を振り返ると、自分自身が変化をしていれば、いじめはなくなっていたのかなと思います。
中学二年の時にM君と触れ合う事で、いじめは減ったと書きましたがなくなりはしませんでした。
僕自信が変わる努力をし、成長していればなくすことはできたんじゃないかと思います。
いじめられている人間が悪いなどと言うつもりはありませんが、変化や成長したことでいじめがなくなるのであれば、良い状況になるはずです。
変化や成長するというのは難しいとは思いますが、達成すれば効果は必ずあります。
まとめ
元いじめられっ子の視点から見ても、クラス替えはいじめから脱出する可能性を大きく秘めています。
いじめ問題は解決するのに非常に難しいですが、今回の記事が解決の参考になれば嬉しいなと思います。
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