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いじめに関するニュースを見ていたのですが、いじめにあった子供が親や先生に言わないケースが全体の6割以上ある、という記事を読みました。
「恥ずかしくて…」イジメを両親に相談できなかった人は6割に迫ることが判明
この記事を読み「僕もいじめられていることを大人たちに相談できなかったなあ」と感じました。
今回はいじめられている事実を、なぜまわりの大人たちに言わないのか、その理由について書いていきたいと思います。
目次
いじめを相談しない理由
子供がまわりの大人に言わない理由はさまざまあります。
1つだけではありません。
いじめられていた僕も、相談しない理由が複数ありました。
その理由を1つ1つ詳細に解説していきたいと思います。
弱者だと思われたくないから
いじめをしてきた相手に対して「先生に言うからな!」と言うと 「先生に言うとかだっさwwwwよっわぁwwww」 などと言われました。
ダサイ奴扱いされるわけですよ。
この言葉を言われるたびに自尊心は低くなる一方で、ダサい奴にはなりたくないから先生には言わなかった。
今思えばなにがダサいのかよくわからないですね。
自分の苦しみを誰かに訴え出るのは立派な正当防衛であり、しっかりと生きぬくうえでの処世術です。
大人ならそのような判断はできますが、子供にはそのような判断をすることはできず、目の前にいるいじめっ子の言葉に従うしか無いのです。
言ったらイジメがさらに激しくなるから
「先生に言ったらどうなるかわかってんだろうな?」
いじめをしてきた人間から上記のような脅し文句を言われます。
こんなこと言われたら、先生に相談するのが怖くなります。
大人ならこんなこと言われても、立ち回りを考えることができるかもしれませんが、子供ですからねぇ…。
不安でいっぱいになります。 ちなみに先生が僕をいじめていた加害者に説教をしたことがあります。 「なんでお前はイジメをするんだ!!」と。
そういった説教はあったものの、僕へのいじめや差別ってなくなりませんでしたよ。
学校の外で差別やいじめがあったとしても先生はそこまで感知できませんからね。
僕が言わない限り、先生には伝わりません。
しかし上記の
「先生に言ったらどうなるかわかってんだろうな?」
という脅し文句があるがゆえに話さない。
いや、話さないというよりは話せない。
当時を振り返ってみると子供ながらによく耐えてたなぁって思いますね。
「お前にも悪いところがある」などと言われるから
今振り返ってみると、自分の父親は『いじめ』というものに対して理解が無かったと思う。
かすかにしか覚えていないが「いじめられるのはお前にも悪いところがあるからだ」といったニュアンスの言葉を言われた覚えがある。
自分の息子がいじめにあっているということに対し、理解につとめようという姿勢があまり無かったなと思う。
このように書くと非常に悪い父親のように思えるだろう。
だが僕は父親のことが嫌いではない。
むしろ尊敬するところもある父親だ。
僕がアラサー、父親は60代後半になった今でも、友達のような関係で親子仲は悪くない。
ちなみに母親はどうだったかというと、母親も理解にとぼしかったと思う。
母親は嫌いだが、いじめに理解が無かったからという理由だからではない。
母親との仲の話をすると話が脱線するので、母親が嫌いな理由はここでは書きません。
話をまとめると、親がいじめに理解を示さなかったから、話さなかったわけです。
この文章を読んでいて、自分の子供がもしかしたらいじめにあっているかもしれないと思っているお父さんお母さんがいたら、少しでも「いじめ」に理解を示してあげてください。
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