ブログをお読みくださり、ありがとうございます!管理人のヤマモト(プロフィール記事はこちら→)です。
この前ネットサーフィンをしていたところ、気になるものを見つけました。
「苦労した人は性格が悪いんですか?」
そう、記事タイトルにある言葉です。
この記事を読みんでいるあなたも、上記の言葉を見て「ん?」と思って読みに来てくれたんだと思います。
あくまで僕個人の意見ではありますが、上記の言葉は本当に正しいのかを記事にしていきたいと思います。
認知の歪み
そもそも、「苦労すること」と「性格が悪い」ことは、一緒くたになるものではありません。
別々の事柄であり、区別して考えるべきです。
こういった、本来は別々のことなのにも関わらず、一緒くたになって考えられることを心理学では「認知のゆがみ」と呼ばれます。
認知、つまり物事の捉え方が歪んでいるわけですね。
歪んだ捉え方をまるで正解だと思いこんでいると、生きづらさが生まれます。
「苦労した人は、必ず性格が悪くなる」と思い込んでいると、そうでない例外的な人間が出てきた時に、苦しくなります。
必ず性格が悪くなる、って言ってたにも関わらず、性格が良い人間があらわれるわけですからね。
なぜ「苦労した人は性格が悪くなる」と言われるのか
僕が思うに、苦労して大変な目にあった人というのは、2通りの人間に分かれると思います。
- 苦労を他責にする人
- 苦労を自責にする人
1の苦労を他責にする人というのは、苦労をしなければいけなかった原因を他責にする人です。
「自分がこんなに大変な思いをしなければいけないのは、親のせいだ!」
「社会が悪いから、自分は辛い目にあうんだ」
というような感じで、苦労する原因を他にあると言及し、自分に原因があるわけではないと言いはります。
こういう人って、苦労はしてて、かつ性格が悪いように見えますよね。
人という動物は、仲間を作りたがるために「あなたもこの意見に賛同しますよね」という具合に、同調を求めてきます。
この同調が強いと、押し付けがましい、と言われるような人間になると思うのですが、苦労する原因は他にある、という意見を押し付けてくると、なおさら性格が悪いように見えてしまいます。
一方、苦労した原因を自分に責任がある、と言う人は素晴らしい人格者に見えます。
矢沢永吉さんはむかし、詐欺被害にあい35億の借金を背負いました。
今は完済しているのですが、借金返済中は矢沢永吉さんもかなり大変だったと思います。
詐欺にはめた人間を許すことができず、身がよじれるほどのくやしい気持ちを抱いた、とインタビューで回答している矢沢さんですが、完済後に下記のような言葉を残しています。
国が悪いんじゃない、周りが悪いんじゃない、全ては身から出た錆だ。
こういう言葉を聞くと、けっして苦労した人間が性格が悪い、だなんて言えませんよね。
まとめ
矢沢さんの例もあるように、冒頭で言った「苦労すること」と「性格が悪いこと」は区別して考えるべきです。
そうでないと、矢沢さんのような例を提示されて、自分の意見にほころびがあることを認めざるを得なくなります。
今回、記事中で紹介した内容はセンターピースという心理学セミナーで学んだものとなります。
僕はセンターピースを学ぶことでだいぶ心の負担が軽減されました。
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